コナン=新一

概要

 NTV系列国民的アニメ『名探偵コナン』の主人公・江戸川コナン氏が、同作品で20年以上失踪している高校生探偵・工藤新一氏と同一人物ではないかとする説。

二人の関係

 生物学的に小学2年生と高校生の体格が一致することはない。時折、コナン氏が「新一兄ちゃん」という言葉を使うことからも、コナン氏が新一氏である可能性は低い。しかし、現在までに放送されてきた内容ではストーリー上、コナン氏が新一氏と符合する場面が多数見受けられる。

同一人物だと推測される要因

 第一に、コナン氏の逸脱した推理能力である。コナン氏は小学生とは思えないほどの膨大な知識を保有しており、超絶的な推理力で数多の事件を解決に導く。事件は難易度に関係なく、通常で30分、長くても2時間以内に解決される。推理をしているその姿は、新一氏の推理スタイルと重なる点が多い。

 第二に、コナン氏がなぜか日頃から「あぶねー」、「ばれる」など、あたかも自分が新一氏であるかのように装っている点である。たまにコナン氏が自ら新一氏だと名乗る場合もあり、視聴者は名探偵コナンのキャラクター構成の解釈に非常に頭を悩ませることになる。さらにコナン氏は、阿笠博士氏や灰原哀氏、新一氏の両親の前では、なぜか本当に自分が新一氏であるかのような対応をみせ、新一氏が自分の生前であったかのような発言もしている。

 第三に、コナン氏のお姉さん役である毛利蘭氏が失踪中の新一氏と電話をするとき、受話器を取り会話するのはなぜか決まってコナン氏であるという点である。コナン氏は、世話になってる阿笠博士氏の特製音声変換マイクを使い、毎回のように新一氏を装う。ここで問題になってくるのが、音声を人工的に生成し新一氏の音質を得ることは可能であっても、コナン氏がどのようにして新一氏の声質を得ているのかが不明な点である。それはコナン氏が毛利小五郎氏を媒体にして推理を行う場面でも同様である。しかし、同作品の天才泥棒、怪盗キッド氏が、機械等一切使わずに自声で他人の音声を生成していることから、一部では可能ではないかという議論もある。

 第四に、時折コナン氏が特殊な薬物を服用して、新一氏そっくりの人間に成長しているという点である。姿、キャラクター共に本人としかいいようのない人物に変身するため、視聴者はコナン氏と新一氏が同一人物であると推測しがちになる。確かにここまで来ると、コナン=新一という説は仮説ではないという話になってしまいそうだが、あくまでも新一氏の"そっくりさん"なのである。

今後

 コナン=新一説は、連載が開始された1994年から未だに仮説のままである。大多数は、「APTX4869」という薬を服用されて子供化してしまったという説を唱えるが、あくまで子供化説も可能性であって、コナン=新一説が証明されるまでは長い時間がかかると推測されている。
なお、同一人物説の発案者や実況民は多少事情を理解しているようである。